編プロ

昨日とある用事で前の仕事場に行ったのですが
そのとき前の先輩から「版元とは出世したね〜」と言われました。
編集プロダクションから版元は出世と言えばそうかもしれません。


編プロで生きている人間には選択肢が5つあると思います。
最上の選択肢は自ら編プロを立ち上げること。
そしてありがちな選択肢は版元に行くか、フリーになるか。
残念な選択肢が他業界に行ってしまうこと。
最後は平凡に編集プロダクションに骨をうずめるか。


極端な話ですがこんな2CHのネタがあります。


編プロがもし100人の村だったら。
社員の80人が途中で辞め、
後の20人はその会社が潰れるまで過酷な環境で逝き続けます。
辞めたうちの40人が他業種に転職。しかし遅れを取り戻せず負け組に。
20人は他の編プロへ。しかしどこも同じなのでふりだしに戻る。
10人はコネを頼って出版社で契約社員に。
10人はフリーになります。
契約社員やフリーになった人は最高で40歳ぐらいまで出版関係の仕事を
続けられます。5人は自分で村長になります。4人の村長はそのうち挫折し、
最初に辞めた80人より悲惨な生活を送りますが、
1人は最高で60歳まで村長を続けられます。
しかしそれだけです。そのころ作った本の奥付に名前が載ることはありません。


んまぁうちの編集部では40歳過ぎている人が複数人いるし、
それにフリーの人ってもっとたくさんいるような気もします。
だいたい俺が版元行ったのは別にコネとかまったく関係ないしw
でもこの業界の過酷さはよーくわかると思いますw